中国の不動産市場のバブル崩壊か?

日本に飛び火することを危惧しております。

急変する中国住宅市場、値引きでも買手が付かず

中国恒大集団」の債務返済危機から始まった中国の不動産などの民間の債務残高は、日本の30年前のバブルを超えています。中国で住宅販売が急激に落ち込んでいる。不動産開発大手が発表した9月のデータでは、前年同月比で20%や30%を超える減少が相次ぎ、中国経済の屋台骨を支える業界が大きく揺らいでいる。不動産融資の抑制を狙う政府の動きや、中国恒大集団(チャイナ・エバーグランデ・グループ)をはじめとする開発会社の財務の健全性に対する懸念を背景に、買い手の購入意欲が冷え込んでいる。ウォール・ストリート・ジャーナル)

 

恒大以外にも、中国不動産業者に560兆円負債。

開発業者は巨額の借金を抱え、政府の規制と価格高騰で住宅販売は低迷している。

 

 現在、巨額の債務問題で苦境にあえぐ中国不動産開発大手「中国恒大集団」は、不動産市場のかねつ抑制を目指す同国政府の取り組みを受け、申告な問題に直面した最初の著名な不動産会社だ。

 

民間債務残高の比率はバブル期の日本を超える(非金融部門のGDP比)

民間債務残高

マンション価格の年収に対する倍率

倍率

GPIF(日本の年金積立金)、中国恒大への投資額は96.73億円!!

年金積立金管理運用独立法人(GPIF)によると、経営難が表面化している中国の不動産開発大手、中国恒大集団に対する投資額は、前年度末時点の時価評価で合計96億7301万円だった。

内訳は、債権が59億0781万円、株式が37億6520万円。債券の中で最も金額が大きいのは24年4月償還債で、16億2668万円を保有していた。

 

GPIFの運用資産額は前年度末時点で186兆1624億円。[東京 21日 ロイター]

 

 

債務支払い不能な「ゾンビ」企業が増加、不動産筆頭-カーニー調査

 

利払い資金を十分に確保していないにもかかわらず、デフォルト(債務不履行)を何年も免れてきた企業に関する新たな調査は示された。香港やニューヨークなど世界各地の市場が今、中国の不動産大手、中国恒大集団の債務問題に動揺している。

 

実業界では、「ゾンビ」企業が増加しており、その中でも不動産業界の比率が最大となっている。

ゾンビ企業の比率

ncreasingly Zombified

Share of zombies among listed companies is on the rise since 2010