土砂災害防止法の適用が始まります。
2019年09月29日
土砂災害防止法の適用が始まります。
西日本災害や今年の佐賀県の水害、9/15の関東に上陸した台風15号など、日本は過去にはない大水害の発生があり、そのため平成13年に制定された土砂災害防止法に基づく対策が急務となっております。
とくに急傾斜が多く、がけ崩れという土砂災害が都道府県の中でも最も多い神奈川県(過去10年間で671件のがけ崩れ災害がおきた)では緊急の事態です。横浜市の全域について、神奈川県はすでに土砂災害警戒区域(略称「イエローゾン」)を定め、今現在土砂災害特別警戒区域(略称「レッドゾーン」)に向けた調査と指定に着手いたしました。
イエローゾンであっても、レッドゾーンに指定されたら、より以上に土砂災害防止工事が必要と思います。近隣の住民の方々からクレームが入り、対策工事をしなければならない事態になることを考えますと、事前にすみやかに物件を売却してしまう、あるいは開発工事を行い確実な賃貸物件に変えることを提言いたします。
土砂災害特別警戒区域(レッドゾーン)の指定に向けた調査状況について、
・港北区、中区、緑区など調査完了、2020年1月公表、その数か月後指定。
・都筑区、青葉区、神奈川区など:現在調査中、2020年3月に公表後に指定。
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