親子・親族間の「時価の買い戻し」で解決

ローン滞納・・・「でもマイホームを手放したくない」 実例1~7

今現在、住宅ローンなどの債務を返済できない方が増えています。このままだと。銀行などから「期限の利益を失う」と通告された後、自宅などが「競売」にかけられてしまう。しかし、サービサー法の活用により、その不動産を手放さずに尚且つ、そこに住み続ける方法がある。それが親子・親族間売買による「時価の買い戻し」という手法だ。弊社で過去に扱った事例1~3を紹介します。

悩む人

事例1 大型の自宅兼マンション1棟を息子さんが時価で獲得して解決

借入金が約1憶8千万円のKさん(横浜市)は賃貸マンションビルを所有し、家族と同じビルに住んでいました。債権者(銀行と保証協会)との交渉と同時に、弊社では、Kさんの息子に融資してくれる金融機関を探しました。そして、信託銀行から7千万円の融資を取り付けることができました。債権者にいわゆる「損切り」をさせ、同ビル一棟すべての所有権を売買で息子さんへ移転させることに成功。その結果Kさん一家の借金は減額となり、賃貸マンションビルの安定収入が入ってくる生活を送っていらっしゃいます。

事例2 自宅兼会社事務所から転居をせずに買い戻し

建築会社社長のSさん(川崎市)は3階の自宅兼会社事務所ビルを所有。住宅ローンに加え、事業資金の借り入れが増え合計1億1千万円になってしまいました。その上、不渡りを掴まされ、とうとう競売にかけられてしまいました。弊社が経費を含め4千500万円で一度買い取り、1年後に息子さんが住宅ローンの融資を受け、買い戻しました。

事例3 一家全員転居せず、2軒買い戻し

Iさん(町田市)は娘さん家族と同居していました。隣にIさんの妻の弟一家が住んでしました。2軒ともIさんの所有物件でした。しかし、元請け会社の不調から事業が行き詰まり、住宅ローンも事業資金融資の返済も、さらに税金も滞納し、債務額は合計2億円になってしまいました。そこで、馴染みのある不動産屋に相談したのですが、銀行、保証協会、税務署、市役所、商工ローンとの損切り交渉が必要なため、困り果て弊社に依頼されることになりました。相談時には、既に競売申立てがなされていましたが、弊社が債権者すべてとのタフな交渉を進めた結果、娘婿と妻の弟が計7千万円で買い戻すことで解決することができました。

 

 

 

家族

事例4 会社社長が倒れた・・・・

貿易会社社長のBさん(東京都)は、親子4人暮らし。詐欺にあい、商品を騙し取られ、窮地に陥ってしまいました。銀行と、商工ローン、サラ金から事業資金約6千万円を借りたが返済できなくなり、競売にかけられてしまいました。さらに、税金滞納による差押えをうけることになってしまいました。そんな矢先、Bさんは脳梗塞で倒れ、残された家族が弊社に相談に来られました。社長夫人の父親が2千万円の資金を用意し、自宅を買い戻すことができました。Bさんはその後、退院し親子4人で現在も暮らしています。

入院

事例5 一家8人が住むビルを次男が買い戻す

Yさん(東京都秋葉原)の菓子問屋は盛況でした。しかし、バブル終焉に加え、ネット時代の到来で売上が激減してしまい、さらに不渡りをつかまされ、合計8千600万円の債務返済が滞納してしまいました。Yさんの長男は菓子問屋の取締役のため、ローンを組むことが出来ませんでした。そこで大企業に勤める次男が一家8人の住む実家を離散させたくないと弊社に相談に来られました。弊社はビル各階を見分して、法務局、区役所、水道局、東京都に調査をかけ、多大な資料を債権者に提出しました。交渉の結果、債権者から2千500万円で抵当権を抹消し、買い戻しを成功させました。

悩む人2

事例6 3階建自宅兼工場ビルを娘さんが守った!

Mさん(鶴見区)は3階建の自宅兼工場を所有していました。ご商売が中国との競争に勝てず、破綻寸前となってしまいました。そこで、弊社に相談されました。債権者の市保証協会と県保証協会は土地だけで、3千800万円の評価査定をしていました。そこで、弊社は徹底した現地調査により建物の欠陥を発見しました。Mさんの娘さんが買い戻せる3千200万円まで「損切り」の了解を取り付けることができ、買戻しを成功させました。

事例7 旅館の多額債務超過問題を債務額の約7%の支払いで娘さんが解決!!

債務合計額1億1千万円の旅館をAさん(千葉)が再建築した途端、病に伏してしまいました。弊社は債権者に対し100枚以上に及ぶ資料を提出した結果、根抵当権9千万円抹消を取り付けました。そして、娘さんが7百万円で旅館を買い戻し解決しました。

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