2009.4.12健全な経済政策とは?
税制改正で赤字国債に頼らない健全な経済政策を!!
「100年に一度の経済危機」をのりきる為として、政府は多額の財政出動をしている。しかし、その資金源は赤字国債である。将来の私たちの子供や孫にそのツケを回すことになってしまう。一時しのぎの麻薬と同じだ。恐いのは麻薬と同じで、習慣性になってしまうことだ。何かあれば、すぐに赤字国債に頼る習慣がついてしまう。
むしろ、個人(特に中高年)の保有している(その多くは眠っている)金融資産を動かすことがよりよい健全な経済政策だと、Kabは思う。その効果的な方策は税制改正と思う。それも車や住宅という生活に必須なもので、経済効果の大きいものについて、実施すべきだ。
◾省エネ減税:ハイブリッドカー、省エネ家電のすべての税金(消費税、重量税など)をゼロにする。
◾贈与税:現行制度では『相続時精算課税制度』の適用を受ける人が、「住宅取得等のための資 金」の贈与を受けた場合には、計3,500万円まで非課税、を根本的に変更する。すなわち『相続時精算課税制度』の適用という前提条件をなくし、父・母・祖父・祖母から「住宅取得等のための資金」の贈与は5,000万円まで非課税にするとの税制改正がよいと思う。
◾登記税・不動産取得税のうち土地について非課税にすべきである。持ち家を建てるとしても、土地は先行して購入するが、その場合現在、価格の高い土地に対して1%の登記税、3%の不動産取得税が課税されている。それを非課税として、持ち家を取得しやすくすることがよい。
◾自然エネルギーによる製品の非課税:太陽電池、風力発電等の製品を非課税にする。また金額の大小に関係なく、償却資産でなく、100%経費算入を認めることがよい。副次的な効果として、日本は世界一の省エネルギー国となれる。